◆ 情報
特徴
- いわゆる「網羅型問題集」の1つ。「チャート式」を意識した作りにみえます。
- 公式HPによれば、「QRコンテンツとして、グラフや図などを実際に動かすことができる 数学シミュレーター を搭載」(HPより引用)しているようです。
- 本書の「Plus版」では、「すべての例題の動画解説」があるようです。
- なお、「学校専用書籍」として、「ⅡBC(ベクトル)」と「ⅢC(複素数平面・式と曲線)」がありますが、個人への販売はないようです。
(※加筆予定)
問題数
【 数学Ⅰ】 | 【 数学A 】 | ||
---|---|---|---|
Check! | 66 | Check! | 78 |
例題 | 154 | 例題 | 139 |
練習 | 154 | 練習 | 139 |
Step Up | 112 | Step Up | 91 |
章末問題 | 30 | 章末問題 | 33 |
Level up 問題 | 24 | Level up 問題 | 52 (※数学検定含む) |
合計 | 540 | 合計 | 532 |
【 数学Ⅱ 】 | |
---|---|
Check! | 78 |
例題 | 245 |
練習 | 245 |
Step Up | 185 |
章末問題 | 38 |
Level up 問題 | 56(※数学検定含む) |
合計 | 847 |
【 数学B 】 | 【 数学C 】 | ||
---|---|---|---|
Check! | 26 | Check! | 59 |
例題 | 82 | 例題 | 165 |
練習 | 82 | 練習 | 165 |
Step Up | 54 | Step Up | 125 |
章末問題 | 9 | 章末問題 | 23 |
Level up 問題 | 22 | Level up 問題 | 48 (※数学検定含む) |
合計 | 275 | 合計 | 585 |
【 数学Ⅲ 】 | |
---|---|
Check! | 52 |
例題 | 221 |
練習 | 221 |
Step Up | 183 |
章末問題 | 39 |
Level up 問題 | 59 (※数学検定含む) |
合計 | 775 |
問題の難易度(*の数:当塾の主観になります。*3:共通テストレベル)
- 【 数学ⅠA 】*1〜*5
- 【 数学Ⅱ 】*1〜*5
- 【 数学BC 】*1〜*5
- 【 数学Ⅲ 】*1〜*5
◆ メリット
- ほぼ全範囲を網羅。有名問題・典型問題をほぼカバーしている印象です。
(※加筆予定)
◆ デメリット
- 特にないですが、問題数が多いので、使える時間が少ない場合には、解く問題を取捨選択することになりますね。全問を解こうと考えている場合には、根気が必要です。
(※加筆予定)
◆ ほぼ同タイプの参考書・問題集
チャート式(特に、レベル的には「青チャート」)
- サイズ感、難易度(※青チャートと比べて)もほぼ同じ。
- 継続して使用するものですので、ページ内の内容の構成、見た目、色使い、等を比べて、自分に合っている方を選ぶことも大事です。
- また、現実的には「学校で配られたもの」を使うケースが多いように思います。つまり、すでに「フォーカスゴールド」を使って満足している人が、改めて「チャート式」を買って勉強する必要性は低い、と思います。逆もしかりです。
◆ 最適な使い方
- 高校生や大学受験生が、大学受験の数学を真剣に勉強しようと考えたときの「1冊目」の問題集として、最適である、と思います。
◆ 1周目にかかる期間(目安)
- 例えば、「例題+練習」で、「1セット」と考えます。
- 【 数学ⅠA(合計:293セット) 】1日5セットとして、約59日。
- 【 数学Ⅱ (245セット)】1日5セットとして、49日。
- 【 数学BC (合計:247セット)】1日5セットとして、約50日。
- 【 数学Ⅲ (221セット)】1日5セットとして、約45日。
◆ 本書だけで、どの大学まで対応できるか?
(※加筆予定)
◆ 受験生へのメッセージ
- 書店には参考書や問題集がたくさんありますが、1つの教科に対して、何冊もの問題集をこなせるほどの時間はありません。
- 全てに目を通すのであれば、1つの教科に対して、せいぜい1〜2冊程度です。まずは、信頼できる1冊目を決めて、腰を据えて、頑張ってみることが大事、と思います。
- 「フォーカスゴールド」も、信頼できる1冊目になり得る、と思います。