◆ 情報
特徴
- いわゆる「網羅型問題集」の代表格
- この新課程版から、「すべての例題の動画解説」があり、また、「サポートコンテンツ」というものも追加されています。後者では、変数値を変えるとグラフがどのように変化するか等を、自分で操作して確認することができます。
(※加筆予定)
問題数
【 数学Ⅰ】 | 【 数学A 】 | ||
---|---|---|---|
例題 (基本、重要、演習) | 194 (151、40、3) | 例題 (基本、重要、演習) | 156 (118、28、10) |
練習 | 194 | 練習 | 156 |
EXERCISES | 134 | EXERCISES | 107 |
総合演習(第1部、第2部) | 34(4、30) | 総合演習(第1部、第2部) | 32(3、29) |
合計 | 556 | 合計 | 451 |
【 数学Ⅱ 】 | 【 数学B 】 | ||
---|---|---|---|
例題 (基本、重要、演習) | 262 (192、61、9) | 例題 (基本、重要) | 94 (73、21) |
練習 | 262 | 練習 | 94 |
EXERCISES | 159 | EXERCISES | 63 |
総合演習(第1部、第2部) | 43(5、38) | 総合演習(第1部、第2部) | 16(2、14) |
合計 | 726 | 合計 | 267 |
【 数学Ⅲ 】 | 【 数学C 】 | ||
---|---|---|---|
例題 (基本、重要、演習) | 215 (140、60、5) | 例題 (基本、重要、演習) | 179 (127、36、16) |
練習 | 215 | 練習 | 179 |
EXERCISES | 176 | EXERCISES | 121 |
総合演習(第1部、第2部) | 43(3、40) | 総合演習(第1部、第2部) | 33(3、30) |
合計 | 649 | 合計 | 512 |
問題の難易度(*の数:当塾の主観になります。*3:共通テストレベル)
- 【数学ⅠA】*1〜*5
- 【数学ⅡB】*1〜*5
- 【数学ⅢC】*1〜*5
◆ メリット
- ほぼ全範囲を網羅。有名問題・典型問題を、ほぼカバーしている印象です。
- 動画解説を見てみましたが、とてもわかりやすいと思いました。無いよりは有った方が断然いい、と思います。
- また、「サポートコンテンツ」も、とても簡単に操作できるので、理解を深めるために、とても役に立つのでは、と感じています。
(※加筆予定)
◆ デメリット
- 特にないですが、問題数が多いので、使える時間が少ない場合には、解く問題を取捨選択することになりますね。全問を解こうと考えている場合には、根気が必要です。
(※加筆予定)
◆ ほぼ同タイプの参考書・問題集
フォーカスゴールド
- サイズ感、難易度もほぼ同じ。
- 継続して使用するものですので、ページ内の内容の構成、見た目、色使い、等を比べて、自分に合っている方を選ぶことも大事です。
- また、現実的には「学校で配られたもの」を使うケースが多いように感じます。つまり、すでに「青チャート」を使って満足している人が、改めて「フォーカスゴールド」を買って勉強する必要性は低い、と思います。逆もしかりです。
◆ 最適な使い方
- 高校生や大学受験生が、大学受験の数学を真剣に勉強しようと考えたときの「1冊目」の問題集として、最適である、と思います。
◆ 1周目にかかる期間(目安)
- 「例題」と「練習」で1セットとします。
- 【数学ⅠA】ⅠとAを合わせて 350 セットなので、1日5セットで、約 70 日。
- 【数学ⅡB】ⅡとBを合わせて 356 セットなので、1日5セットで、約 72 日。
- 【数学ⅢC】ⅢとCを合わせて 394 セットなので、1日5セットで、約 79 日。
※ あまり出題されない分野など、問題を取捨選択すれば、もっと短縮化できる、と思います。
◆ 本書だけで、どの大学まで対応できるか?
(※加筆予定)
◆ 受験生へのメッセージ
- 書店には参考書や問題集がたくさんありますが、1つの教科に対して、何冊もの問題集をこなせるほどの時間はありません。
- 全てに目を通すのであれば、1つの教科に対して、せいぜい1〜2冊程度です。まずは、信頼できる1冊目を決めて、腰を据えて、頑張ってみることが大事、と思います。
- 「青チャート」は、信頼できる1冊目になり得る、と思います。